2020年|農園の拡張

2020年は、農園全体の拡張に踏み出したことで、
作業に追われる一年になりました。

週末だけの作業では追いつかず、
苦労しながらも、なんとか前に進めていきました。

まず取り組んだのは、苗木栽培エリアの引越しです。

農園全体を整地するため、
バックヤードとして使う予定だったエリアを、
仮の栽培エリアとして整備しました。

そのうえで、これまでの栽培エリアから苗木を移動。
約800本の苗木をすべて移動させました。

早朝から日が暮れるまで作業を続け、
知り合いにも手伝ってもらいながら進めました。

移動後、元の栽培エリアはすべて撤去し、
整地に向けて一度リセットしました。

前年に自作したビニールハウスも撤去し、
農園全体の整地がスタートしました。

一部には物置や養液設備があり、
移動や撤去が難しかったため、
どうしても高低差が残る形になりました。

最初からすべてを想定して進めるのは難しく、
やりながら気づくことも多くありました。

その都度どうするかを考えながら、
整地を進めていきました。

農園は奥から手前にかけて傾斜があり、
防草シートを敷くと雨水が流れやすい地形です。

業者の方の提案もあり、
排水溝はしっかりと設置することにしました。

当時は必要性を十分に理解できていませんでしたが、
後から工事するのは大変になるため、
このタイミングで施工しました。

結果的に、やっておいてよかったと
後になって実感することに。

農園の外周は約350mあり、
支柱を打ち込み、防風ネットで囲いました。

単管で骨組みをつくり、
農園全体をぐるっと囲う形にしています。

外周を整備したことで、
空間に区切りが生まれ、
農園としてのまとまりが出てきました。

それまで気軽に人が入ってくることもありましたが、
そういったこともなくなりました。

外周の作業が終わるころには、
すっかり夏になっていました。

仮設の栽培エリアではブルーベリーが密集し、
中に入るのも難しい状態に。

風通しが悪く、熱がこもり、
木に異変も出始めていました。

そこで、整地が済んでいた一角に
防草シートを敷き、
半分ほどを移設しました。

防鳥ネットの設置も必要で、
作業は簡単ではありませんでしたが、
この年は初めての収穫を迎えました。

数は多くありませんでしたが、
嬉しさのある節目となりました。

本来は夏までに全面に敷く予定だった防草シートも、
作業が追いつかず、秋からのスタートとなりました。

園内は雑草が生い茂り、
除草と整地をしながら、
少しずつ敷き進めていきました。

突風でシートが巻き上げられたり、
モグラで地面が荒れたりと、
思うように進まないこともありましたが、
着実に形にしていきました。

2020年は、コロナの流行という
大きな出来事があった年でもありました。

多くの方が影響を受け、
大変な思いをされた方も少なくなかったと思います。

外出自粛などで社会全体が大きく変わる中、
農園は変わらず作業に集中できる場所でした。

仕事もリモート中心となり、
農園にかけられる時間は増えました。

状況は大きく変わりましたが、
その中でできることに向き合いながら、
農園づくりを進めていきました。

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